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会長からのメッセージ

徳田 英幸会長 - 急がれる組込みシステムセキュリティの国際規格化 -

セーフティからセキュリティへ



徳 田  英 幸
一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会 会長

近年、ウエアラブルデバイスの進化は目覚ましく、多様化するスマートフォン・アプリ、身体に取り付けられる超小型医療・ヘルスケア機器、眼鏡型スマートデバイスや目に直接投影するヘッドマウント・ディスプレイなど、人間に密着して生活を支えるデバイスが次々に登場しています。一方、ビルや住宅、道路、駅などの空間に設置したセンサーを活用し、人を感じて働き、人に合わせて動くシステムもいろいろな街に普及しつつあります。これらのウエアラブルデバイスや生活空間デバイスの連携により、新たなスマートデバイスの分野が創造されつつあります。

今後、家電、自動車、ホームシステム、そして医療へと、その応用分野が拡大され、クラウド上に蓄積されるビッグデータと人の周りで発生するリアルタイムデータの連携、生活を支えるITシステムとスマートデバイスの連携により、ライフスタイルを変革するソリューションが予見されます。このような家電、自動車、ホームシステム、そしてヘルスケア・医療機器分野において、システム全体としての信頼性と安全性を維持し、生命や身体、財産に関わる脅威から利用者を守る研究開発が重要となります。

また、この研究開発成果を活用して生活機器の各産業分野において、これらのシステムの安全性を高めるために、企業の技術者が機能安全(セーフティ)と脅威対策(セキュリティ)の技術を併せ持つ必要がありますが、このような人材は生活機器産業に限らず極めて不足しており、技術者の育成が急務となっております。

そこで、わが国の生活機器全体のセーフティ&セキュリティレベルの向上、安全・安心・快適なスマートシステムの実現に資することを目的に、1.機能安全と脅威対策を両輪として担保する手法・技法の研究開発、2.その成果を活用できる組込みシステム技術者の育成を推進するため、一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会を設立します。

まずはセーフティが確立された機器が連携した際の安全機能のセキュリティ確保から着手し、連携したシステム全体のセーフティ&セキュリティの確立を目指します。

平成26年10月6日

荻野 司代表理事
安全で快適なIoTシステム・サービスの実現に向けて


荻 野  司
一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会 代表理事

多様な機器がネットワークに繋がり新たなIoTシステム・サービスが出現しています。2000年のインターネット革命の第二ステージの幕開けです。あらゆる生活機器がネットワーク化され、個々に連携をすることで、我々のライフスタイル、ワークスタイルも、大きく変化することが予想されます。一方、IoTがネットワークワークに繋がることによって、サイバー空間と密に連携することになり、情報セキュリティと同様にIoTセキュリティへの対応が必要となります。本協議会では、プラントやインフラ設備のように専任者が保守していない、一般消費者向け生活機器におけるセキュリティ対策を中心に、製品の設計・開発段階からセキュリティを盛り込む指針 (Security by Design)の検討活動を通して、安全で快適なIoTシステム・サービスの実現に向けた活動をしております。皆様の積極的な参加を期待する次第です。

平成26年10月6日