「車とITがセキュアに連携する未来」 ~つながる車の安心安全~
本シンポジウムは終了しました。100名を超えるご来場、有難う御座いました。
2014.2.27 東京
重要生活機器連携セキュリティ研究会の設立を記念しまして、自動車に迫る脅威とセキュリティ対策に関する無料セミナーを開催します。
近年、高性能CPUやセンシング機能、ネットワーク機能を活用することで自動停止や自動運転など、自動車の安全・便利機能が進んでいます。また、スマートフォンなどのモバイル機器と接続することで、多様な自動車向けアプリケーションを利用することができます。
しかし、PCやサーバを狙うウイルスや不正アクセスが自動車の組込みシステムを攻撃することで自動車の安全・便利機能を含めた制御機能が停止したり、思わぬ動作を見せる危険性があります。
本セミナーでは、自動車の未来像と脅威、セキュリティ対策のあり方などについて有識者による公演、パネルディスカッションを行いました。
主催: 重要生活機器連携セキュリティ研究会
後援: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
協賛: 株式会社ヴィッツ
キャッツ株式会社
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社
株式会社U'eyes Design
株式会社ユビテック
開催日時: 2014年2月27日(木) 13:00-17:45(開場12:40)
参加費用: 無料
ストリーミング配信: CannSeeによる提供(株式会社ユビテック)
開催場所: 富士ソフトアキバプラザ セミナールーム1
- 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル7階
- JR線 秋葉原駅 中央改札口より徒歩2分 TEL:03-5209-6285
- つくばエクスプレス線 秋葉原駅 A3改札口より徒歩1分
- http://www.fsi.co.jp/akibaplaza/
- http://www.fsi.co.jp/akibaplaza/cont/plaza/seminar01.html
プログラム
13:00 開会挨拶/開催趣旨説明
- 研究会事務局長/株式会社ユビテック 代表取締役社長 荻野 司
13:10 来賓ご挨拶
- 内閣官房 情報セキュリティセンター 内閣参事官 三角 育生氏
13:20 基調講演
- 演題:自動車とクラウドが融合する未来とは
- 講師:名古屋大学大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター
-
センター長・教授 高田 広章氏
- 自動車の電子化・情報化の進展は広く知られていますが、今後は自動車がネットワーク接続されクラウドと連携することで、より高度なサービスを提供すると予想されます。本講演では、自動車がクラウドと連携することでどのようなサービスが可能になるか紹介するとともに、その実現に向けての技術課題について説明します。
14:20 技術講演
- 演題:IT融合の進む自動車の脅威と対策
- 講師:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部セキュリティセンター
-
研究員 中野 学氏
- 今後、自動車のIT化やコネクテッドカーの普及に伴って、情報セキュリティ上の脅威も高まっていくと予測されます。自動車をアタックによる事故や不利益から守るためには、企画・開発段階からセキュリティ技術や知見を取り入れていく必要がありますが、そのためにはまず脅威や対策の整理が必要です。本講演では自動車に対する情報セキュリティ上の脅威を紹介すると共に、IPAが行った脅威や対策の分析手法について紹介します。
15:20 休憩
15:35 特別パネルディスカッション
- テーマ:「車の未来を考える ~車とITとの連携セキュリティ~」
- 自動車のIT化の未来像を共有しつつ、安心安全な自動車の実現に向けて、行政機関、IT・自動車業界、学術研究団体等が組込みセキュリティ確保において果たすべき役割や連携スキーム、日本が目指すべき方向の議論を行います。
- モデレータ:
- ・重要生活機器連携セキュリティ研究会 事務局長/
- 株式会社ユビテック 代表取締役社長 荻野 司
- パネリスト:
- ・重要生活機器連携セキュリティ研究会会長/
- 慶應義塾大学環境情報学部 教授 兼
- 大学院政策・メディア研究科 委員長 徳田 英幸氏
- ・一般社団法人IIOT
- 事務局長 柘植 晃氏
- ・インターネットITS協議会
- 事務局長 時津 直樹氏
- ・株式会社デンソー 電子基盤技術本部 DP-情報セキュリティ開発室
- 室長 早川 浩史氏
17:35 閉会挨拶
- ・重要生活機器連携セキュリティ研究会会長/
- 慶應義塾大学環境情報学部 教授 兼
- 大学院政策・メディア研究科 委員長 徳田 英幸氏